カメラバカ一代 第二十一回〜第二十五回の最近のブログ記事

第二十二話 カメラバカ一代「デジタルカメラの急激な進化と写真文化の共生」その2

それは突然やってきた。気にはなっていたが、見ちゃいけないニュースだった。
ライカ社がとうとうデジタル・レンジファインダーカメラを発売したのだ。
その名も「Leica M8」。
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従来のM4で完成されたパーフェクトなデザインを踏襲した外観、そして操作性。

今持っているEPSON「R-D1s」への上から目線の挑戦状だった。

「どおっ?」っという「ふてぶてしい威圧感」があった。

「R-D1s」も素晴らしい日本の技術の賜だったが、

Leicaと比べれば所詮子供と大人の差だった。

価格も「R-D1s」のほぼ倍の580,000円とバカ高かった。

多分このくらいの価格だろうとは思ったが、あまりにも高額(涙)

「Leica M8」はシャッターの最高速が1/8000秒に設定されている。

CCD(イメージャー)のサイズは18mm×27mmで1,030万画素。申し分ない。

実際には、画角を35mmフルサイズに換算すると

使用するレンズの倍率は1.33となる。

しかし、持ち合わせの現金もなく

しばらくの間「M8」に振り回されることになる。

「買える訳ないだろう!」と諦めたが、諦め切れなかった。

「M8」購入軍資金をを手持ちのカメラやレンズを整理して

売却して作るしかなかった。

そこでYahoo!Auctionや馴染みのカメラ店のお世話になることになった。

Auctionでの落札相場やカメラ店の売却相場などを調べまくった。

「R-D1s」を先ず売ることになった。

二つもデジタル・レンジファインダーカメラはいらない。

ハッセルブラッドも所有していたが、

使う機会も減ったのでこれも売ることに・・・

「Leica MP」と「Leica M7」のどちらかは手放さざるを得なかった。

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当然ながら「Leica M7」を売ることに決めた。

全て状態も良く、ほぼ予定通りの金額で売却できた。

予定の購入金額を持って、ドキドキしながら新宿のカメラ店に向かった。

まるで子供(ガキ)だった。M8の所有者になる歓びを押さえながら購入した。

バカだと思うでしょうが、

カメラは人をバカにさせる魔力があります。

そして、Leicaは人を破滅させる危険性が本当にある。

銀塩に拘っていた私だったが、

ライカ社の本格的なデジタル参入によって、

これ以降「共生の道」を進むことになる。

不定期に続く・・・




Kazuo Habuka

第二十一話 カメラバカ一代「デジタルカメラの急激な進化と写真文化の共生」その1

不満を持ちながら「LUMIX DMC-LC40」は活躍した。
しかし、自分にとって「銀塩カメラ」が主流であることを
全く疑おうとしなかった。
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※機械式シャッターの最高峰 Leica MP

当然持ち歩くカメラはレンジファインダーのLeica M4、MP、M7だった。
それは時間とお金をかけ、知識も備えながらこつこつ揃えてきた
「ライカMマウント」の歴史的銘レンズがあるからだった。
装填するフィルムはリバーサル。KODAKのE100Gがお気に入りだった。
私はすっかり、ライカのボディとレンズの哲学と
その魔力に圧倒されてしまった。
愛機OLYMPUS OMシリーズの出番も徐々に減少していった。

自分の中では「所詮デジタルはデジタル」のはずだったが、
2002年「キヤノン EOS-1Ds」の登場で一気にその認識が変化する。

とうとう出ちゃったな・・・って感じだった。
images.jpegcanon-eos-1ds-dslr.jpeg
35mmフルサイズのセンサーを搭載したこのフラッグシップモデルは、

多くのプロカメラマンやマニアが評価し手にしたモデルだった。

再現性・表現力共に素晴らしかったが

大きなボディとあまりの高額(50,0000円-60,0000円)が難点だった。

レンジファインダーのデジタルはないのか?とふと思っていたら、

2004年、あのEPSONから「R-D1」という画期的な

世界初デジタル・レンジファインダーカメラが登場した。

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カメラの設計はコシナが担当しフォクトレンダーBESSAの技術がつぎ込まれた。

どうしよう?ライカMマウントの交換レンズが使える・・・
同時にライカ社でもデジタル・レンジファインダーの開発中のニュース。
発売は未定だったが、びっくりするくらい高いのだろうと思った。

カタログを眺めたり、カメラショーに行ったり、店員と話したりと
EPSON「R-D1」への思い(購入前提)は1年以上続いた。
ボディだけでも280,000円位するし・・・

2006年のある日、EPSON「R-D1」は「R-D1s」へ
マイナーチェンジされ発売されるというニュースが入った。

「もう我慢の限界!」と言うことで購入を決定した。

スペック的には35mmフルサイズのセンサーではありませんが、

実用的には何も遜色ない性能で扱いやすかったな。
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※ノスタルジックな雰囲気のボディ。これでデジタル!
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メーター類もアナログチックでCOOL!
フィルムではないのにチャージレバーがオシャレです。

一年以上うなされていた病が治った感じだった。スッキリした。
この頃から技術も進歩し、デジタル特有の弱点が解消しつつあった。
アナログの透明感や微睡むようなボケが再現できるようになったのだ。
確実にデジタルは「進化」していた。それも想像以上に速いペースで・・・

しかし、ホットしたのもつかの間、
「R-D1s」購入して半年も経たないうちに衝撃的なニュースが飛び込んできた。

不定期に続く・・・




Kazuo Habuka

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