2011年8月アーカイブ

第二十二話 カメラバカ一代「デジタルカメラの急激な進化と写真文化の共生」その2

それは突然やってきた。気にはなっていたが、見ちゃいけないニュースだった。
ライカ社がとうとうデジタル・レンジファインダーカメラを発売したのだ。
その名も「Leica M8」。
M8.jpg
従来のM4で完成されたパーフェクトなデザインを踏襲した外観、そして操作性。

今持っているEPSON「R-D1s」への上から目線の挑戦状だった。

「どおっ?」っという「ふてぶてしい威圧感」があった。

「R-D1s」も素晴らしい日本の技術の賜だったが、

Leicaと比べれば所詮子供と大人の差だった。

価格も「R-D1s」のほぼ倍の580,000円とバカ高かった。

多分このくらいの価格だろうとは思ったが、あまりにも高額(涙)

「Leica M8」はシャッターの最高速が1/8000秒に設定されている。

CCD(イメージャー)のサイズは18mm×27mmで1,030万画素。申し分ない。

実際には、画角を35mmフルサイズに換算すると

使用するレンズの倍率は1.33となる。

しかし、持ち合わせの現金もなく

しばらくの間「M8」に振り回されることになる。

「買える訳ないだろう!」と諦めたが、諦め切れなかった。

「M8」購入軍資金をを手持ちのカメラやレンズを整理して

売却して作るしかなかった。

そこでYahoo!Auctionや馴染みのカメラ店のお世話になることになった。

Auctionでの落札相場やカメラ店の売却相場などを調べまくった。

「R-D1s」を先ず売ることになった。

二つもデジタル・レンジファインダーカメラはいらない。

ハッセルブラッドも所有していたが、

使う機会も減ったのでこれも売ることに・・・

「Leica MP」と「Leica M7」のどちらかは手放さざるを得なかった。

001.jpg
当然ながら「Leica M7」を売ることに決めた。

全て状態も良く、ほぼ予定通りの金額で売却できた。

予定の購入金額を持って、ドキドキしながら新宿のカメラ店に向かった。

まるで子供(ガキ)だった。M8の所有者になる歓びを押さえながら購入した。

バカだと思うでしょうが、

カメラは人をバカにさせる魔力があります。

そして、Leicaは人を破滅させる危険性が本当にある。

銀塩に拘っていた私だったが、

ライカ社の本格的なデジタル参入によって、

これ以降「共生の道」を進むことになる。

不定期に続く・・・




Kazuo Habuka

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