2010年9月アーカイブ

先日お伝えしたように、寂しい秋場所になった。
終わってみれば白鵬が無難に全勝優勝して連勝記録を伸ばし、
来場所は不世出の名横綱「双葉山」の69連勝に挑むことになった。
十両降格した力士の多くが来場所幕内に復帰する。
豊ノ島の14勝1敗での十両優勝は一応の認めるが、
豪栄道の12勝3敗、雅山の12勝3敗、隠岐の海の10勝5敗は許せない。
幕内経験者がこの位置で3敗以上するのは情けない。
私は、巴戦で千秋楽決戦があるかと期待していた。
幕下降格力士も情けなかった。
大道4勝3敗、益荒海4勝3敗には失望した!
その中でもベテラン千代白鵬の6勝1敗は善戦したと思うが・・・
若手注目株の高安の7勝0敗(全勝優勝)と勢の6勝1敗は、今後が期待できる好成績だった。
そんな寂しい秋場所の中、少しだけうれしいニュースがあった。
三賞が全て日本人力士の手に渡ったことだ。
※殊勲賞は、横綱を倒さないと貰えないからもちろん受賞者なし。
敢闘賞には、前頭十一枚目:嘉風 (11勝4敗)と前頭十二枚目:豪風 (12勝3敗)、
技能賞には、 関脇:栃煌山 (11勝4敗)が選ばれた。
嘉風は場所前、弊社の近くにある人気パスタ店「マイヨール」でスパゲッティを食べていた。
私にはこの店の味はしょっぱくて馴染めなかったが、嘉風に親近感が増したことは事実。

厳しい言い方だが、地元九州場所を最期に大関「魁皇」の清き引退を望む。もう限界だし、引き際と思った。
フラフラしながら角番を回避したが、相撲内容には疑問?がつく一番が多かったのは事実だ。
観ていて回りの力士に迷惑な気がした。 
横綱の土俵入りよりヨレヨレ大関「魁皇」の登場に観客は異常に盛り上がっていたからね。


Kazuo Habuka

イチローの10年連続200安打も白鵬の59連勝も気が遠くなるほど凄い記録だ。

両アスリートの普段の努力がこの素晴らしい記録を支えたに違いない。

しかし、手放しで褒めちぎって良いのだろうか?私は疑問を感じざるを得ない。

「白鵬」連勝の話題しか取り上げない予定調和のマスコミの報道にはうんざりだ。

朝青龍の問題でも同じだった。「俯瞰」で相撲を見つめる視点が欠如しているからだ。

相撲のニュースなど普段では取り上げなかったが、

朝青龍問題や野球賭博問題では鬼の首を取ったかのように積極的に取り上げた。

そして、今回の「白鵬」連勝のニュース。

頑張っているのは「白鵬」だけではない。記録という「狭い視点」で相撲を見て欲しくない。

イチローの連続安打の報道も記録のみである。

イチローの所属しているシアトルマリナーズは

現在58勝93敗勝率0.384と首位に26ゲーム離され最下位である。

連続安打のニュースでその試合マリナーズが勝ったか負けたか伝えているケースはほとんどない。

つまり、「試合結果」より「記録」を優先しているのだ。

白鵬の連勝が相撲人気を支えている訳ではない。

イチローの安打がチームの勝利を支えている訳ではない。

記録にとらわれることなく、もっと「俯瞰」で相撲もメジャーリーグも見守って欲しい。

ここで素晴らしい歴史的な逸話(エピソード)をご紹介する。

球聖「ボビー・ジョーンズ」をご存じでしょうか?ゴルフに興味がない人はおそらく知らないだろうけど。

しかし、オーガスタで毎年行われる「マスターズ・トーナメント」というメジャー大会は知っているだろう。

この「マスターズ・トーナメント」を創設したのがこのボビー・ジョーンズである。

ボビー・ジョーンズは生涯アマチュアを貫いた。と言っても彼にとっての競技生活は28歳までだった。

1930年、当時の世界4大タイトルの全米アマ、全英アマ、全米オープンと全英オープンに優勝し、

年間グランドスラムを達成した。アマチュアで達成したのは後にも先にもこのボビー・ジョーンズ一人だけである。

しかし、ボビー・ジョーンズは何とこのグランドスラムを最期に引退するのだ。

このブログではこれ以上ボビー・ジョーンズについては多くを語らない。

彼のゴルフ人生を自ら語った著書があるから是非読んで欲しい。

洋書と翻訳書があるが、多分翻訳書は手に入らないかも知れないが・・・
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※「Down the Fairway」(ダウン・ザ・フェアウエイ)

 彼の父親が試合中に送った電報がタイトル。「フェアウエイにボールを置け!」と言う意味。

ネットで探して是非読んで下さいな。小説としてもかなり秀作です。

なぜボビー・ジョーンズが引退したか?は謎とされる。いろいろ語られてはいるが、定かではない。

しかし、私は本を読んでこう感じた。

若くしてゴルフの神髄を極めて達成感に満たされたが、その瞬間衰える自分に怖くなったのだろうと。

引き際という言葉があるが、世間に対してではなく、自分の愛するゴルフに対しての彼なりのケジメだったのだ。

王貞治が1980年に引退したとき、30本塁打84打点だった。自分の野球が出来ないことが引退の理由とされている。

王も自分の愛する野球に対する彼なりのケジメだったのだと思う。

白鵬もイチローもこの頂点を極めた後の生き方が重要だ。真剣にウォッチしたい。それは歴史そのものだから。



Kazuo Habuka

この日だけは秋場所初の満員御礼がでた。横綱「白鵬」の連勝記録のおかげではない。

今日は三連休の初日の休日だからだと私は思う。「白鵬」には悪いけど。

今回の歴史的「記録」は手放しで評価するが、その「記録」の中で「記憶」に残る相撲が実に少ない。

あるとすれば、平成21年の千秋楽の「朝青龍」との横綱決戦だろう。

「朝青龍」が去って、無風の土俵が続く中での連勝であることは間違いない。


「白鵬」には責任はない。他の力士が弱すぎるのだ。特に大関陣。

この54連勝達成の裏には、大関全員が三回戦っても一度も勝っていない不甲斐なさにある。

「好敵手」がいなければ、せっかくの「連勝」もただの「記録」になってしまう。

比較して申し訳ないが、記録を破られた名横綱「千代の富士」は記録と記憶が見事に融合している。

朝潮、寺尾、北天佑、大乃国、旭富士、霧島、北の湖、麒麟児、小錦・・・など

同時代を彩った名力士や個性派力士との熱戦の様子が瞼に鮮明に蘇る。


「千代の富士」は決して身体の恵まれた力士ではなかった。むしろ小さい部類だった。

26歳の時に満を持して第58代横綱になった。

「北の湖」の21歳、「白鵬」の22歳と比べれば遅いように思われるが、

35歳で引退するまでの横綱「千代の富士」の9年間は実に素晴らしかった。

体脂肪率の少ない筋肉質、浅黒い顔、鋭い眼差し・・・正に「ウルフ」だった。

白鵬に期待するのは、魅力ある取り口を魅せて欲しい。


観客は勝つことだけを求めていない。今の白鵬には何かが足りないのだ。

大相撲人気の復活は白鵬の「好敵手」が早く出てくることしかない。

がんばれ!大相撲!!



Kazuo Habuka

第十三話 カメラバカ一代「カメラへの熱意後退が生んだ大きな代償」

原因はモルトの腐食だった。ウヰスキーのモルト(麦芽)とは関係ありません。

「知らなかったことにしよう!」から、あっという間に4年過ぎた。

「忘れてた!OM-1はどうなっただろう?」と言うことで恐る恐るトップカバーを分解すると、

ゲロゲロに腐食したモルトがファインダー周辺を覆っていた。あちゃーっ。

カメラには、外部からの光を遮断するモルトプレーンと呼ばれる

分かりやすく言えば「スポンジ」のような素材で隙間埋めに使われている。

モルトは蓋などの隙間や一眼レフのミラーのダンパー(衝撃吸収剤)にも使われている。

私のOM-1のファインダーの汚れの正体は、このモルトが腐食して高価なプリズムまで侵していた。

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※○印が腐食して銀メッキが剥がれた部分。

プリズムは銀メッキ処理されていますが、腐食のお陰で銀メッキが浮き上がっていた。

さらに露出計の電機部品まで達していて、もはや部品交換以外は考えられなかった。

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※プリズムの○印に少し傷のように見えるのが剥がれた部分。

あの時素直に交換に出していれば・・・完全に「あとの祭り」だった。

交換用のプリズムや新しいモルトを入手し、自分で分解修理することになった。

腐食したモルトは気持ち悪いー!アメーバーのような感じだ。

キレイに掃除してプリズムを装着して無事終了しました。露出計は直さなかった。

カメラのボディの革(ビニール製)も痛んでいたので交換した。トカゲ革調の淡いカラーでイメチェンさせた。

自らの手で蘇ったOLYMPUS OM-1は今でも大切に扱っています。現役です。

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※接近戦には欠かせない銘玉「ZUIKO AUTO-MACRO 50mm 1:2」を装着した愛機OM-1。美しいデザインだ。

今でも50mmレンズが好きだ。広角全盛の時代だが、画面を切り取るようなフレーミングが自分に合っている。

これをきっかけにメンテナンスの重要性を痛いほど知り、

定期的にメンテナンスやオーバーホールをやるようになった。


不定期に続く・・・



Kazuo Habuka

ミニカータイプのUSBメモリーはたくさんあるけど・・・これは!
ネットを見ていて買ってしまいました。ユニオンジャック柄の正統的なミニクーパーカラー。
しかもUSBメモリー(4GB)だなんて嬉しい。
パッケージが素晴らしい。このまま飾っておきたいくらいチャーミングだ。
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驚くほど完成度が高いので再びビックリ!塗装もキレイ。ディテールもバッチリ。
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後部のトランクからUSBコネクターが飛び出る。いーねっ!
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デスクのパソコンとドッキング。ちょっと「かま掘ってる」みたいだけど。
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分かりにくいかも知れないけど、ヘッドランプが点灯します。
いろいろ大変な時代だけど、久々癒されました。@8,379円は高い?
気になる人はhttp://www.zerobasic.com/をご覧下さい。


Kazuo Habuka

頑張れ!大相撲!!仕切り直しの秋場所初日は満員御礼にならず。

東京のファンは厳しかった。これからの15日間の様子を見ようと言った感じだろう。

私も同じ意見だ。幕内から十両に降格処分された力士が6名。逆に幕内昇進した力士が9名になった。

珍事だが、これをチャンスやバネにどう対応するかが秋場所のバロメーターだ。

協会の人事や処分力士が話題の中心になっているのは頂けない。

正式に発表されていないにも拘わらず、協会広報を外部から招聘する話題も実に変だ。

協会に問い合わせが殺到したらしい。自分たちでやるべきだ。

もっと場所前の稽古や、期待する力士の話題が大きくならないといけない。

終わってみれば白鵬が無難に全勝優勝して連勝記録を伸ばす。

パットした成績ではないが十両降格力士が優勝して来場所幕内に復帰する。

日本人力士があまり目立たなかった…など、こんな寂しい秋場所にはして欲しくない。

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※第三十五代名横綱「双葉山定次」不滅のの69連勝が書き換えられるのか?ウルフ「千代の富士」の53連勝は射程圏内だ。

戦評は次回をお楽しみに!

因みに初日の好一番は関脇「阿覧」対前頭二枚目「栃ノ心」のがっぷり四つパワー相撲だったね。

NHKも、舞の海や北の富士の無責任解説をそろそろ終わりにして、

新しい人選で新しいファンを呼び戻す努力をして欲しい。賞味期限が来ている気がする。

NHKだって大なり小なり責任があると思うから・・・



Kazuo Habuka

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