2010年3月アーカイブ

「こんな強く安定している横綱は近年にはいない」と思わせる春場所だった。白鵬時代は暫くは安泰だろう。

私にとって、朝青龍が去った後の相撲界を占う場所だったが、

予想通り「白鵬」と「把瑠都」の二人だけが目立った「つまらない場所」になった。

横綱「白鵬」を追いかける大関や若手の気迫が全く感じられなかった。

それ以上に「白鵬」と「把瑠都」がずば抜けて強かった。

まともに「白鵬」と勝負しても勝てないにも拘わらず、実に正直(まとも)な相撲が多かった気がする。

「横綱に失礼」という言葉があるが、立ち会いに変わったり、奇襲をかけたり、

もっと工夫した取り口を見たかった。

「蛇に睨まれたカエル」の如く、「白鵬」の前では馬鹿正直に「横綱に合わせた相撲」を展開していた。

挑戦者はテーマ(意図)を持って色々なことを試す、横綱はそれを迎え撃つ、

さらに工夫して挑戦し、迎え撃つの繰り返しでお互いが強くなるのが相撲だと思う。

20代前半の時プロレスに夢中になり、勢い余って「スタン・ハンセン」のファンクラブを友人と立ち上げた。

プロレスには筋書きがある興業であることは否定しない。しかし、八百長と言われるのは嫌だ。

あれだけ鍛え抜いたレスラーが本気で戦ったら、どちらかが二度とリングに上がれなくなる。

そんな試合を当時のプロレスファンは望まなかった。

プロレスは集まったお客をいかに燃えさせ喜ばせるか?が大切なのだ。プロレスは喧嘩ファイトではない。

ファンクラブの関係で、当時のリング関係者からいろいろ話しを聞いた。

その中でも興味深かったのは。プロレスの様々な筋書きの中でも、タイトルマッチだけは違うそうだ。

それは挑戦者の得意技を敢えて受けることがチャンピオンとしての役どころなのだ。

売り出し中の得意技をまともに喰らっては跳ね返す鬼の形相を見て

観客は立ち上がり「彼がやっぱりチャンピオンだ」と喝采を送るのだ。

全てに上回る横綱に対して、正直(まとも)にぶつかったら勝てないことがよく分かっただろう。

本当に強い横綱であれば、相手に好き勝手に相撲を取らせた後に勝負する「格の違い」を見せて欲しい。

横綱「輪島」は左下手投げが得意だったから、相手に上手を簡単に取らせていた。それでも相手を投げ飛ばしていた。

今場所は残念なことに「引き技」が目立った消極的な相撲が多かった。「引き技」は大嫌いだ。

「引き落とし」「はたき込み」など、決まり手は違っても、引き技を多用していた。

最近の力士の多くは、押し切れないと直ぐに「引く」悪い習慣(くせ)がある。

そんな稽古は部屋でやっていないと思う。親方が絶対に許さないはずだ。

引き技が目立ってきたら場所中であろうと厳重に注意し指導するべきだ。貴乃花親方!よろしく。

逆に「立ち会いの変化」は嫌いではない。

「立ち会いの変化」を否定したら、身体の大きい力士の押し相撲が絶対優位になるから。

立ち会いの変化も頭に入れての立ち会いこそ本当の勝負だと思う。

まだ番付発表まで時間があるが

幕下は「星風」6勝1敗、「上林」4勝3敗(幕下筆頭)、「松谷」4勝3敗(幕下2枚目)までが十両入り圏内。

「寳智山」4勝3敗(幕下3枚目)、「魁聖」5勝2敗(幕下5枚目)は厳しいかな?

期待の新十両「佐田の富士」6勝9敗(十両十一枚目)

「大道」9勝6敗、「益荒海」7勝8敗(共に十両十四枚目)となった。

「大道」の9勝は新十両としては、とても立派な成績だ。

「佐田の富士」と「益荒海」は15日間戦えるスタミナをつけて戻ってきて欲しい。明らかにバテていた。

十両は11勝4敗同士の巴戦になった。11勝で優勝は「敷居」が低すぎる。

幕内は淋しい結果だった。大関はダッチロールの全員勝ち越し(当たり前)。

関脇と小結は、「豊ノ島」を除いて3力士が勝ち越した。当然この中には14勝1敗の「把瑠都」もいる。

問題なのは前頭上位で勝ち越したのは

「琴奨菊」(三枚目)と「豊真将」(五枚目)の二人だけと言った不甲斐なさだ。

これからの相撲界をしょって立つような力士が乏しい現れだ。次の大関候補は全く読めない事態だ。

5月(夏)場所は、国技館に帰ってくる。

気合い入れて観戦に行く予定だ。この間十分稽古し精進して気迫ある相撲を見せて欲しい。

明日31日、尾上部屋に大関昇進の使者がやってくる。新大関「把瑠都」誕生だ。おめでとう!

Kazuo Habuka

呆れるほど横綱「白鵬」は強い。全く「隙」がない。先場所三敗したとは思えない充実ぶりだ。

もう関脇「把瑠都」は「大関当確」だろう。なんと先輩大関の弱いこと。情けない。

明日の大関「琴欧洲」対横綱「白鵬」戦、千秋楽の大関「日馬富士」対横綱「白鵬」戦に期待する。

勝ち負けに関係なく、良い相撲を見せて欲しい。淡泊な相撲ではファンが離れるぞ!

優勝は「白鵬」と「把瑠都」以外もういない。

どちらかの大関が横綱に土を付けて、「千秋楽優勝決定戦」を観たいものだ。

新十両の「佐田の富士」は5勝8敗と残念ながら負け越した。

あと二番勝って7勝8敗ならば十両に残る可能性もある。

「大道」は8勝5敗と既に勝ち越しを決めた。ご立派!

残る「益荒海」は7勝6敗と、勝ち越しまであと1勝だ。頑張れ!

幕下は「琴欧洲」と同じブルガリア出身の「碧山」が全勝優勝した。今後期待しよう。

「魁聖」は残り一番勝っても、念願の十両入りは天命を待つしかない?5勝2敗は微妙なところだね。

さて土日で全てが決まる。

Kazuo Habuka

今日の大関「琴欧洲」戦を観て、関脇「把瑠都」は身体一つ抜け出した感じがする。

がっぷり四つの体勢で、「琴欧洲」は何も出来なかった。圧力が全く違った。

どっちが大関か分からないくらい「格」が違っていた。

2メートル3センチの「琴欧洲」が小さく非力に見えるくらい、「把瑠都」の相撲は大きかった。

横綱「白鵬」は土俵下で見て、「危機感」が増しただろう。この相手と戦わなくては優勝は無いからだ。

今場所の「把瑠都」はいくつか危ない相撲もあったが、足腰が安定していた。足の運びもしっかりしている。

土俵を掴む感じの「すり足」も身についてきた。もう「大関」どころの騒ぎではない。

「大関」から一気に「横綱」に昇る可能性も出てきた。「エストニアの怪物」がとうとう覚醒した。

嘗て「朝青龍」は、大関3場所で「横綱」を勝ち取った。「把瑠都」にはその雰囲気が漂っている。

「スケール感」「パワー」そしてみなぎる「オーラ」が大阪場所で開花した。

さあ!明日の横綱「白鵬」対関脇「把瑠都」の一戦は、後世に語り告がれるくらい「歴史的な一番」になる。

朝青龍が抜けた穴を埋めるどころか、大相撲の新旧交代がこの一年で加速しそうな予感がする。

ところで、「把瑠都旋風」で他の相撲が地味に見えてしまったが、

新十両の「益荒海」は7勝2敗で頑張っているぞ!勝ち越しが見えてきた。

幕下注目の「魁聖」「隆の山」も4勝1敗と善戦しているぞ!あと2番頑張って欲しい!

Kazuo Habuka

大阪場所はあまり盛り上がっていない。相撲が単調だ。悪く言えば「品」が良すぎる。

朝青龍の事実上の「引退勧告」が力士たちに見えないプレッシャーとなっているようだ。

伸び伸び相撲を取っているようには見えない。相撲がなんとなく硬い感じがするのだ。

昨日、審判長から「琴欧洲」と「琴光喜」の両大関に対して「仕切りが遅い」との注文が出た。

「仕切りが遅い」指摘はあまり聞かない。「立ち会い」は勝敗の大半を占める重要なファクターである。

相手との呼吸が合わなければ、仕切り直す場合もある。自分のペースを守る必要もある。

実際に行司が「待ったなし」と声をかけても、立ち合えない場合も多い。

審判長の発言では「大関は手本にならなくてはいけないのに、あの立ち合いは遅すぎる」とのこと。

幕内勝ち星の記録更新中の大関「魁皇」は、相手のタイミングを外す立ち合いで有名。

立つのか?立たないのか?微妙な呼吸で立ち合う技術を長い相撲人生で培ってきた。テクニシャンだ。

私が言いたいのは、その注文は場所前に指摘することなのではないかと思う。

「琴欧洲」と「琴光喜」は確かに仕切りはゆっくりしている。

しかし、それは「癖」や「習慣」に近いもので、簡単に修正できないはずだ。

それも、本場所中に改めるのは力士にとって酷なことだ。

「仕切りが遅い」との指摘なら、人気力士「高見盛」のパフォーマンスはどうなんだろう。

相手から見れば「早く仕切れ!この野郎!」と思っているに違いない。

細かい指摘を場所中にやるくらいなら、巡業や稽古を通じてしっかり親方や力士に指導すればよい。

朝青龍の「引退勧告」以降、相撲協会自体の「粛正」ムードが相撲全体をつまらなくしなければよいが・・・

さて今日六日目は、波乱があるかも知れない。

先場所、関脇「把瑠都」は小兵力士「豊ノ島」に痛い一敗を喰らった。この一敗が「大関」に待ったをかけた。

六日目までいくつか危ない相撲もあったが、どうにか全勝で来ている。

現在全勝は、平幕では「時天空」と「琴奨菊」、

関脇「把瑠都」、大関「日馬富士」そして横綱「白鵬」の5力士だけだ。

「把瑠都」にとっては、今日の「豊ノ島」戦が前半の大一番となる。

勝てば「大関」がぐっと近づく。優勝も夢じゃなくなる。

場所前にお伝えした、新十両の「益荒海」「大道」「佐田の富士」は共に3勝2敗と健闘?しているが、

幕下時代とは違い、まだ10番取り組みが残っている。幕下ならあと1勝で勝ち越しだけどね。

スタミナが心配だ。もりもり食べて頑張って欲しい。三人一緒に勝ち越して欲しいな。君たちは「宝」だから。

幕下は予想通り「魁聖」が3戦全勝で突っ走っている。十両入り目指して頑張れ!

ソップ力士「隆の山」も3戦全勝で健闘しているぞ!少し太ったかな?

「琴欧洲」は苦手な「豪栄道」が今日から左ひざ負傷休場で「不戦勝」になった。この1勝は意外と大きいね。

千秋楽に浪花の春を独り占め出来るのは誰か?いよいよ面白くなってきた。

大阪場所の優勝インタビューで「大阪、好きやねん!」とか「まいどおおきに!」と叫んだ朝青龍の姿が懐かしい。

Kazuo Habuka

前代未聞のインチキ「ドキュメンタリー映画」がアカデミー賞に輝く!

先日の第82回(2009年)米国アカデミー賞で、

日本の和歌山県太地町のイルカ漁を告発した米映画「ザ・コーヴ」が長編ドキュメンタリー賞を受賞した。

制作には、シリコン・グラフィック社やネットスケープ社を創設した

米国の実業家「ジム・クラーク」が約500万ドルの資金を提供したとされている。

どっきりカメラまがいの「隠しカメラ」を駆使した

「インチキ・ドキュメンタリー映画」を表彰したアカデミー賞もとうとう権威が失墜したね。

撮影スタッフが無許可で「隠し撮りした映像」を無断で使用したことが明らかになっている。

「高濃度の水銀を含むイルカ肉をクジラ肉として販売している」とか

「漁師をジャパニーズマフィア」などと事実と異なった表現をしている。

「無許可」で「嘘」だったらこの作品はドキュメンタリーではない。

アカデミー賞には関係ないが、「オーシャンズ」という映画が公開されている。以外とヒットしている。

最近観た映画で最低な内容であった。東洋人のサメ漁がとても気分悪く描かれている。

ヒレを切られたサメが苦しそうに海底深く沈んでいくシーンはロボットを使用したと監督自ら語っている。

ロボット使ったら事実じゃないことになる。

構想10年、撮影期間4年、世界50ヶ所、撮影70回といった苦労は分かるが、前作の「アース」より酷かった。

この「オーシャンズ」がどうしても偽善的に映ってしまうか考えた。

地上の全ての動植物のヒエラルキーのトップに君臨し続ける「人類」は

「生き続けるため」に多くの動植物を犠牲にしてきたのは紛れもない事実である。

しかし「生きるため」が「お金のため」に変化してきたことで、必要以上の乱獲が拡がったことも事実だ。

だからと言って、特定の「国」や「町」「人」を指して「犯罪人」まがいの扱いをするのは間違っている。

「人類に対する警鐘」がテーマであれば、この映画の制作者ははっきり言って「無能」だと思う。

「キングコング」や「ウルトラQ」「ウルトラマン」の方が

ずっと「人類に対する警鐘」が分かりやすく上手に描かれていると思う。

大西洋クロマグロの取引規制を話し合うワシントン条約締約国会議が始まった。

ここでモナコの提案が採決されると「クロマグロ」は

「ジャイアントパンダ」や「トラ」「シーラカンス」と同等の貴重種に位置づけられる。

我々はそんな貴重種を今まで食べていたのか?あの「クロマグロ」が絶滅危惧種なの?

アメリカ人は毎日のように「ビーフ」を食べる。

今タイミング良く、米国産牛肉の輸入規制の撤廃を要求してきている。

「脂」を摂るんだったら、「クロマグロ」じゃなくて

「米国産牛肉」をいっぱい食べろ!と言っているように見える。

フランス人のお金持ちは「フォアグラ」を好んで食べる。

エスキモー(北極地域の人々)は「クジラ」「オットセイ」「アザラシ」を食べる。

食文化があってこそ「国」が成り立つのである。

「イルカ」は可愛いからダメ!

「クジラ」はヒトゲノムの解析に重要だから日本ばかりが捕っちゃダメ!(定説です)

「クロマグロ」は科学的な分析が乏しいのに食べちゃダメ!

でも「フォアグラ」はフランスの文化だからOK!(フランス人の身勝手)

嫌がるガチョウの胃袋に無理矢理「トウモロコシ」を突っ込む残酷なやり方なのに?

アラスカはアメリカの州にも関わらず

「クジラ」「オットセイ」「アザラシ」などを捕獲することが容認されている。

少数民族の遙か昔からの食文化だからという見解だ。インディアンを一掃したくせに。

米国のTOYOTA車のネガティブキャンペーンに対しては「国としての問題提起」をもっと強く行うべきだ。

先日全米ネットワークでは

サンディエゴで起きたプリウスの「停まらないトラブル?」の中継映像が大きく報じられた。

現在調査結果では「ねつ造」の疑いが浮上してきている。「やったもの勝ち」の典型的なパターンだ。

最近の現象を見る限り、私には西洋人の特権階級たちの東洋人に対する「イジメ」が始まった気がするのだ。

その矛先が日本なのである。日本は「バッシング」されているのだ。

今こそ日本は「国益」を意識して、しっかり「主張」や「圧力」を行使する時に来ている。

国政のつまらないごたごたを面白がって取り上げている暇などない。

がんばれ日本の国益回復!

Kazuo Habuka

私が大好きな力士の一人だった元幕内「北桜英敏」(38)が引退を発表した。

決して格好いい風貌ではなかったが、優しく愛嬌ある人柄が人々を魅了した。

相撲協会にとって「北桜」の存在はとても大きかった。

土俵上では、豪快な塩まきや制限時間前の大きな深呼吸などのパフォーマンスが忘れられない。

幕内〜十両〜幕下へと陥落したときでも、

取り組み後、微笑みを忘れず律儀にお客のサインや記念写真に応えていた人なつっこさが目に浮かぶ。

相撲甚句も先頭を切って参加し、巡業では地元の赤ん坊を抱きかかえて土俵入りする姿も見られた。

190センチの大柄な身体には想像できない「ビーズ編み」を趣味にしている。

NHKの「おしゃれ工房」に出演したこともあったけ・・・

会見で「塩まきは自分に気合を入れるためにやったが、皆さんに喜んでいただいた。

大阪場所に向けてけいこもしていたが、体力、気力ともに無理かなと思い、

土俵を下りる決意をしました。完全燃焼できたと思う」と、23年間の土俵人生を可愛らしい笑顔で振り返った。

是非、大阪場所では相撲解説に出演して下さいね。NHK宜しく!

優勝回数や三賞だけが相撲ではない。人々に「あたたかい何か」を与えるのが相撲だ。

また一人貴重な個性力士が土俵を去る。

「寒空に 寂しく北の 桜散る」 加寿男

Kazuo Habuka

朝青龍引退後の本場所が大阪府立体育館でいよいよ始まります。色々な意味で興味がワクワク・・・

大阪府立体育館ってどこにあるのか知ってますか?(関西圏の人以外は多分知らないよね)
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野村克也や景浦安武(あぶさん)が所属していた「南海ホークス」のホームスタジアムであった
「南海球場」の跡地周辺につくられた「なんばCITY」や「なんばパークス」から歩いて直ぐのところにあります。
なんば周辺は様々な鉄道が乗り入れてあるのでちょこっとご紹介。
南海電鉄「なんかい難波駅」、地下鉄御堂筋線「なんば駅」
地下鉄千日前線「なんば駅」、地下鉄四つ橋線「なんば駅」
近鉄・阪神「大阪難波駅」、JR「難波駅」と何と!6つの駅が隣接しています。つまり繁華街ってワケです。
「なんばグランド花月」、「上方演芸資料館(ワッハ上方)」、「新歌舞伎座」も周辺に点在します。
「なんばパークス」はキャナルシティ博多、六本木ヒルズを手がけた
著名建築家「ジョン・ジャーディ」が設計したんですよ。
そしてそこには旧大阪球場のホームベースとピッチャープレートの記念プレートが埋め込まれている。

大阪府立体育館は、お騒がせ知事こと「橋本徹」大阪府知事が
「売却だっ!」との発言で物議を醸し出したことで一躍注目された。
それだけ大阪では「一等地」にあるって事ですね。
ちなみに大相撲の本場所が行われる場所は、東京場所は「両国国技館」(昔は蔵前にあった)、
名古屋場所は「愛知県体育館」(名古屋城の隣)、
九州場所は「福岡国際センター」(築港というベイサイドのオシャレな所)となっています。

前置きが長くなりましたが、三月場所は横綱「朝青龍」の突然の引退を受け、
大相撲の「これから(未来)」が問われる場所になってしまいました。
マスコミが煽るスキャンダルやイジメ、偏ったナショナリズムの餌食となって引退を余儀なくされました。
今の時代は私生活まで監視して、僅かな過ちをメディア総出で叩きのめす「偽善者の巣窟」となってしまいました。
つまり「おおらかな(寛容な)時代」ではないのです。
「狭い常識」を押し当てる「危険水位」の世の中になった気がします。
昭和32年に生まれた小生は「おおらかな時代に」すくすくと育った世代なので、実に悲しいばかりです。
善良な市民を装っても、決して良い時代は来ませんよ。

そんな時代の中で、非の打ち所がない善玉の代表格、横綱「白鵬」が大相撲を引っ張るしかないのです。
世の中にとって大切な「キャラクター」を世論の後ろ盾を意図的につくってぶっ潰して
「ざまあみろ!」と言わんばかりの風潮は絶対に許せない!
「潰す」ことは簡単にできるのだ。反対に「活かしていく」ことこそがこれからの時代の知恵ですよ。

さて、私としてはこれからの相撲界の明るい材料を発見し、少しでも相撲ファンを育てたいと願っております。

先ずは幕下からです。
先場所5勝1敗で惜しくも十両昇進が果たせなかった幕下筆頭「松谷」(26歳:駒澤大学〜松ヶ根部屋)、
5勝2敗で力尽きた幕下5枚目イケメン力士「魁聖」(23歳:ブラジル〜友綱部屋)、
同じく5勝2敗健闘したが今一歩の幕下5枚目「栃乃若」※旧しこ名「李」(22歳:報徳学園高等学校〜春日野部屋)
の3人が注目の幕下上位力士です。
先場所まで共に戦った「益荒海」※旧しこ名「黒澤」や
「大道」※旧しこ名「中西」、「佐田の富士」らが新十両入りを果たした。相当彼らにとっては刺激になっただろう。幕下と十両とでは待遇、プライドが天と地である。
特に「魁聖」は昨年9月場所で、「臥牙丸」に幕下全勝対決で敗れた苦い経験がある。
その「臥牙丸」は正月場所で十両二場所で見事優勝し、今場所は十両三枚目までに躍進した。
9勝以上ならば確実に幕内圏内だ。
相撲はたった一つの勝敗で大きく差が付く厳しい世界なのだ。
個人的には伸び悩みの大器「旭秀鵬」には頑張ってもらいたい。

次は十両です。
何と言っても新十両「益荒海」、「大道」、「佐田の富士」の三人のフレッシュな健闘を見守りたい。
気になるのは角界最重量力士「山本山」(25歳:日本大学〜尾上部屋)である。
超巨漢力士のキャラクターで一大旋風を巻き起こしたが、横(変化)への対応が出来ず苦しい場所が続いている。
大きく負け越すと幕下陥落の危機になるぞ。幕下に下がると「大銀杏」も結えないし、「土俵入り」もなくなる。
是非頑張って欲しい。「山本山」は角界の絶滅危惧種ですから・・・
優勝候補はずばり「臥牙丸」(23歳:グルジア〜木瀬部屋)ただ一人だろう。

最後に幕内です。
普通で行けば横綱「白鵬」の優勝は堅いところだが、初めての一人横綱の大役をこなせるかが不安。
朝青龍が休場などで一人横綱だった場所もあったが、今回は違う。「勝って当たり前」の日々が永遠に続くのだ。
やはり注目は関脇「把瑠都」(25歳:エストニア〜尾上部屋)だろう。
三場所の通算勝ち星が33勝と大関昇進の最低条件はクリアしたが「待った」がかかった。
今回の大阪が大関再挑戦の場所となる。12勝以上すれば当確だろうが、優勝して花を添えて欲しい。
先日結婚披露宴を挙げた大関「琴欧洲」(27歳:ブルガリア〜佐渡ヶ嶽部屋)の執念に期待したい。
一家の主になったからには「次の横綱は俺だっ!」て言うくらいの気迫を大阪のファンに見せて欲しいものだ。
大関になってから相撲がコンパクトになった大関「日馬富士」(25歳:モンゴル〜伊勢ヶ濱部屋)だが、
先場所から昔の鋭い当たりとスピードが戻ってきた。是非期待したい。
未完の大器と呼ばれる「稀勢の里」(23歳:龍ケ崎市立長山中学校〜鳴戸部屋)はどうしたんだろう?
先場所も出だし好調で「ひょっとして?」と思わせたが、平凡な成績になってしまった。
相撲に詳しい友人の指摘では「稀勢の里は緊張すると瞬き(まばたき)が多くなる。」と嘆いていた。
先日NHKの番組でスキーの滑降選手などは瞬きをしないと言う分析結果があった。
集中力を持続するために瞬きをしない訓練の結果だそうだ。見習って欲しいね。
再入幕を果たした「隠岐の海」(24歳:島根県立隠岐水産高等学校〜八角部屋)にも注目。
「隠岐の海」はケガの状態も大分良くなったみたいだから期待したい。東西きってのイケメン力士だからね。
最後に大関「魁皇」は11月の九州場所までは現役を継続するだろう。どこまで記録を更新するか応援したい。

朝青龍が抜けた後の大相撲はつまらないなんて言いません。
私は大相撲のファンではなく、「贔屓」ですから・・・・

Kazuo Habuka

ウインタースポーツってお金がかかるスポーツなんだなと改めて思った。

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(2010/2/23羽根木公園の梅まつり)

温かい地域では、スケートにはアイススケートリンクが絶対必要だ。
アルペンやノルディックはスキー場(雪山)があるところに行かなければ練習もできない。
道具や維持に相当お金がかかる。トップ選手たちはそれぞれスポンサーがついている。
やはり、アフリカ、南米、中近東そして東南アジアの地域ではウインタースポーツは流行りそうもないね。
結局は国を挙げてウインタースポーツを奨励して強化しないと世界的なレベルには追い付かないね。
『クール・ランニング』という映画があった。1988年に行われたカルガリーオリンピックに参加した、
ジャマイカのボブスレーチームの涙と笑いのエピソードを元に映画化した作品である。
フィクションが多いけど、ウインタースポーツの苦労が分かる。是非レンタルして観て下さい。

カーリングを観ていて「ふと」思いついた。
カーリングが正式種目になるくらいなら、他にもっと面白い競技が組み込まれてもいいなと思った。
先ず思ったのが「YUKIGASSEN」」(雪合戦)だ。
フィンランドでは欧州選手権が行なわれるほど、その競技人口は世界へと広がりを見せている。

http://www.yukigassen.jp/index2.html(公式ホームページ)

次に思ったのが「ワカサギ釣り」だ。
ワカサギ釣りは極寒の湖や沼で行われるスポーツ?フィッシングである。
ポイントまで早く辿り着き、氷上に穴を開けて一番多くワカサギを釣り上げるかが勝負。
観客にはワカサギのフライが振る舞われる・・・なんて絶対面白いよね。

オリンピックって国と国との戦いと思ってきたが、
最近のオリンピックは殆どの競技がプロ化しつつあって、
団体競技以外はそれぞれの選手に海外のコーチが付き指導するパターンだ。
日本のフィギュアスケートは昔からロシアのコーチが多い。
オリンピックはプロ選手としてのマネージメントの戦いになっている。
もちろん個人の才能や努力によってこそ開花すると思うが、
コーチのレベル(質)や各競技の協会へのパイプ(コネ)の太さも勝敗に関係してきている。

そろそろ球音も聞こえてきた。プロ野球とメジャーベースボールの季節が待ち遠しい。
まだ何となく違和感を残す「赤いヘルメット」の松井の活躍に期待する。

Kazuo Habuka

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