2010年1月アーカイブ

波乱と言えば波乱だったのかも知れない。誰もあの「白鵬」が3敗するとは思わなかった。

正月場所の賜杯は横綱「朝青龍」の手に!史上単独3位となる25回目の幕内最高優勝だ。
注目の関脇「把瑠都」は、横綱「白鵬」を破ったことで初の殊勲賞受賞。
役力士(小結・関脇・大関)だから金星にはならないが、本人初の横綱からの勝利だ。
「朝青龍」には無様な負け方をしたが、収穫も多かったはずだ。大阪場所では大関昇進を目指す。

今場所の横綱「朝青龍」の取り口を見ると、明らかにNew「朝青龍」への進化を印象づけた。
慌てずにじっくり構え、相手に有利なカタチを取らせない巧い前さばき、
そして隙があれば一気に勝負すると言った「円熟期」に入った相撲道を感じさせた。
こんな「朝青龍」を私はずっと待っていたのだ。身体が小さくても戦える「心・技・体」の結晶そのものである。

今場所は全体的に熱戦が多く、満員御礼7日間が全てを物語っている。最近では満員御礼7日間は多い方なのだ。

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朝青龍が7連覇したときは、多くて5日間と実に寂しい状況だった。横綱一枚看板で良く頑張ったものだ。
近年では8日間が最高で、大関「琴欧洲」が優勝した平成20年の5月場所(夏場所)、
横綱「朝青龍」が千秋楽決戦で24回目の優勝を果たした昨年の9月場所(秋場所)の二場所だけ。
満員御礼で思い出すのが、
平成元年(1989)の11月場所(九州場所)11日目から平成9年5月場所(夏場所)2日目まで、
何と!666回のの連続満員御礼の記録がある。
名横綱「千代の富士」、大関「霧島」、若貴ブーム、外国人初の横綱「曙」や大関「武蔵丸」のハワイ勢の躍進などが
相撲人気の原動力となって後押しした。

さてさて、3月の大相撲大阪場所は見どころ満載だ。
何と言っても、新入幕力士が久々3人〜4人加わるからだ。若い旋風で相撲界を盛り上げて欲しい。
「徳瀬川」「磋牙司」「隠岐の海」の3力士は当確。
十両優勝した「臥牙丸」は勝ち越しして夏場所幕内を狙って欲しい。
新十両は、「徳真鵬」「佐田の富士」「黒澤」「中西」あたりが圏内だ。
「魁聖」は大阪場所で幕下優勝目指して十両に上がって欲しい。

今巷で騒がれている、貴乃花の理事立候補問題はあまりにも観客不在の「内輪もめ」に過ぎない。
相撲の場外乱闘は是非止めてもらいたい。真剣に毎日精進している若い力士たちに失礼だ。

ここで一句、「大阪場所 浪花起きるか また楽し」   
Kazuo Habuka

体重差30キロ、身長差14センチを気迫・執念・技術で上回った。

「把瑠都」はショックだっただろう。予想以上の総合力の差が出た一番だった。
二敗の「安美錦」が「稀勢の里」に逆転で敗れ、あと二敗は「把瑠都」ただ一人となった結び前の国技館。
「把瑠都」コールが鳴り響く館内で、冷静に仕事をしたのは横綱「朝青龍」だった。
身長198 cm、体重 188 kgのエストニアの巨人があっけなく吹っ飛んだ。
7日目に「把瑠都」に完敗した「白鵬」は、この一番に刺激され闘争心に火が付いた。
今場所最高の当たりで「豪風」を瞬殺した。もの凄い破壊力だった。
平成22年正月場所の賜杯は、事実上両横綱どちらかのものになった。

さて、現在の国技館の上部一周には32枚の優勝額が飾られている。

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日本人の優勝額は平成16年秋場所の「魁皇」と平成18年正月場所の「栃東」の二つだけだ。
残りは全て外国人力士「朝青龍」17枚「白鵬」11枚「琴欧洲」1枚「日馬富士」1枚たちの雄姿が占める。
今年誰か日本人が優勝しないと「栃東」だけになる。寂しいね。

JR両国駅の改札付近には、嘗て国技館に飾れていた優勝額が展示してある。

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横綱「三重ノ海」(現在の武蔵川理事長)、関脇「長谷川」(年寄秀ノ山を襲名、昨年定年退職)
優勝額の大きさは、縦317cm、横228cmと巨大です。是非ご覧あれ。

さてさて、大相撲も終盤戦残り4日となった。昨年の千秋楽優勝決定戦のような盛り上がりを期待する。
私としては、3人の大関が奮起して両横綱に土を付け、二敗同士の優勝決定戦になれば良いのだが・・・
そのためには今日の横綱「白鵬」VS大関「日馬富士」、横綱「朝青龍」VS大関「魁皇」に期待する。
ただ「魁皇」は前半戦の新記録樹立騒ぎで、少々スタミナ切れだね。
Kazuo Habuka

把瑠都には荷が重すぎたかな?今日の「豊ノ島」戦は今場所かなり応えただろう。

この二日間で、両横綱を追いかける力士との差がこんなに拡がるとは思わなかった。
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さすがに横綱は取りこぼしをしない。いや、「もう絶対しない!」と言った気迫がうかがえる。
10日目で、二敗は関脇「把瑠都」、前頭6枚目「安美錦」と前頭14枚目「白馬」の三人になった。
ここに来て「安美錦」が不気味な存在になってきた。角界一の「くせ者」が念願の初優勝を遂げるか?
優勝圏内は二敗が限界だろう。希望的憶測だが、千秋楽に二敗力士で巴決戦だったら面白いのだが・・・
期待されていた「琴欧洲」、「日馬富士」両大関は揃って負けた。三敗は落選確実だ。
「琴欧洲」は見え見えの「落とし穴」に見事に入るお人好しだね。キモチが優しすぎる。
小さな「嘉風」に押し出されるようでは地に落ちたものだ。残り全勝するぐらいの気迫で臨んで欲しい!
ところで「稀勢の里」の勢いはどこに行ったのだろう?スタミナが無くなった気がする。

さてさて明日から残り5日の後半戦に突入する。年を越えて行われる正月場所はこれからが本当の勝負だ。
15日間戦えるだけのスタミナ・集中力を備えているの力士は誰か?が判明する。
Kazuo Habuka

7日目まで6勝1負力士が何と!9人と面白い展開となった。

しかし、昨日8日目は星のつぶし合いなどあって、1負力士は5人。
平幕では「北太樹」が善戦し、残りは現在の角界実力者の両横綱、大関「琴欧洲」と関脇「把瑠都」の4力士となった。
これも全て「把瑠都」が横綱「白鵬」を力で破ったことが大きい。

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春風に舞う国技館の櫓

今日9日目には、共に一敗同士の大関「琴欧洲」VS関脇「把瑠都」、
今場所好調な「稀勢の里」VS横綱「朝青龍」の好取組がある。
その結果如何では正月場所の賜杯の行方が見えてくるといっても過言ではない。
「把瑠都」は既に一人の横綱に勝っているから、圧倒的にアドバンテージがある。
残る横綱「朝青龍」、大関「琴欧洲」「魁皇」「日馬富士」に対して、3勝1負であれば優勝も見えてくる。
今場所の「白鵬」は慎重という指摘もあるが、何か迷って相撲を取っているふしもある。
一方の「朝青龍」は、体調が良く嘗てのスピードも戻ってきた反面、相撲が粗い気がする。
「白鵬」と「朝青龍」両横綱が千秋楽まで1負を堅持できるかは不透明だ。何か起きそうな正月場所である。
期待していた「栃ノ心」は右腕を痛めたみたいだ。場所後体調を整えて再挑戦してもらいたいね。
十両「隠岐の海」も2敗と元気だ。幕内で十分力を発揮できるぞ!後半戦も頑張れ!
注目の幕下「魁聖」は4戦勝ちっ放しだ。この力士はきっとこれから人気が出るぞ!
さてどんな後半戦になるか?楽しみである。
Kazuo Habuka

富岡八幡宮は江戸勧進相撲発祥の地として知られる由緒正しい神社です。

江戸時代相撲の興業の始まりは江戸ではなく大阪でした。
しかし、さまざまなトラブルが絶えないため度々興業の禁令が出たそうです。
やがて貞享元年(1684年)幕府より春と秋2場所の勧進相撲の興業が許されることとなります。

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↑富岡八幡宮です。敷地も広く立派な神社です。

その場所が富岡八幡宮の境内だったのです。
以降約100年間にわたって本場所が境内でおこなわれ、
現在の定期興行制や番付制が確立されたのです。その後、本場所は本所「回向院」に移っていきます。
「回向院」については2009-09-02をご参照下さい。
そんな歴史を物語るように、明治33年、第12代横綱陣幕久五郎を発起人に歴代横綱を顕彰する碑が建立されました。

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↑中心の碑は重量は20トンもあります。迫力満点です。

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↑朝青龍や白鵬の名前もある。次に刻まれるのは誰かな?

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↑大好きな54代横綱「輪島」だっ!最強の左下手投げが懐かしい。

同じく明治の頃に、9代目市川団十郎と5代目尾上菊五郎により寄進されていた2基の仙台石を活用して、
初代大関雪見山からの現在までの歴代大関の四股名が彫り込まれていますよ。
(文中の内容は富岡八幡宮HPより抜粋)

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↑境内には最強関脇や50連勝以上力士(双葉山など)の記録を納めた碑もある。

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↑境内を巡回する「ふれ太鼓」。本日の対戦を告げる太鼓です。風流だね。

さて前半戦どんな展開になるか?必見です。やはり両横綱は強いね!琴欧洲もいいかも。
魁皇は千代大海に印籠を渡すことになったね。ドラマだね。ちょっと寂しいけど。
稀勢の里は久々気合いが入っているぞ。注目の栃ノ心は今が辛抱だ。内容は良い。頑張れ!
Kazuo Habuka

昨年の正月場所は千秋楽横綱決戦を「朝青龍」が奇跡のカンバックで制して日本中が盛り上がったね。

さて平成22年の大相撲は一体どんな展開になっていくか?楽しみです。
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先日の横綱総見は多少儀式的な側面もあったと思うけど、両横綱は元気そうだったね。
ただ正月場所は年を越えての場所となるため、力士の体調管理が難しいとされる。
年末年始のご挨拶や故郷に帰る力士も多い、バタバタしているうちに場所を迎えることになるからだ。
我々でも年末年始で2〜3キロ太ることもある。リラックスした分、仕事感を取り戻すのが難しくなる。
力士たちだって人の子、我々と同じ事が言える。
毎年正月場所を見て感じるのは、体調をしっかり管理できた力士とそうでない力士との差である。
管理ができていない力士は、後半戦以降ガクッと体力が低下してくるのだ。

さて「やぶにらみ展望」を少し・・・

幕内はやはり両横綱が引っ張るだろうが、「朝青龍」のスタミナ切れが心配。
前半はさすがと思う持ち前の集中力とスピードある取り口だが、後半戦に崩れるパターンが多い。
「白鵬」は盤石だが、つまらない取りこぼしもある。緊張感を持続して欲しい。
ただこの両横綱を脅かす力士がいないのも事実だ。寂しい限りだ。

やはり注目は前頭筆頭の「栃ノ心」と関脇「把瑠都」の二人だろう。
「栃ノ心」の成長は疑う余地がないほど安定してきた。もともと怪力だからね
すり足が身について、寄りの時の足の運びが上手くなったから土俵際で粘れる。
「把瑠都」は先場所大関の切符を失った。心機一転再挑戦して欲しい。
この両力士には「吊り出し」を最大の武器として是非磨いて欲しい。「平成の起重機」と呼ばれるくらいに!

大関陣は「琴欧洲」と「日馬富士」の奮起を促したい。後半戦までせいぜい1負ぐらいで追っかけて欲しいね。
「魁皇」は幕内通算勝ち星の記録を更新するだろう。ただこの話題で大相撲が盛り上がっては困る。
「千代大海」は10勝すれば大関に戻れるが、これはかなり難しいだろうな。今場所限りで引退か?
あとは小結「鶴竜」と先場所ブレークした「豪風」に期待。土俵をかき回して欲しいね。

十両では、角界一のイケメン力士十両二枚目「隠岐の海」に注目。勝ち越せば幕内に入れる位置だ。
角界一のあんこ力士「山本山」は正念場だね。大きく負け越すと幕下陥落の危機にある。個性派力士だから応援したい。
幕下では、チェコ出身のソップ力士「隆の山」が自身最高位の幕下6枚目まで上がってきた。
「ソップ」は細身の力士を指して呼ぶ。逆に太った力士を「あんこ」と呼ぶ。
「ソップ」はちゃんこのダシで使う鶏ガラの様な身体を指して「スープ(ソップ)」と呼ぶ。
「隆の山」は幕内力士「稀勢の里」の付き人でテレビでもよく見かける力士。今場所で付き人も卒業だ!
幕下で最も注目されるのが「黒澤」だ。先場所全勝優勝して番付も幕下2枚目まで上がってきた。
将来の大関候補との呼び声も高い。「隆の山」と「黒澤」の対決を楽しみにしている。
あと幕下では、ブラジル出身「魁聖」とモンゴル出身「旭秀鵬」の両イケメン力士にも期待。
この二人には女性ファンが多い。関取目指して頑張れ!

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平成20年夏場所優勝の大関「琴欧洲」と去年の秋場所優勝の横綱「朝青龍」の額が届きました。
両方とも少し変わったポーズで面白いね。優勝額はこれで3枚になったぞ!

Kazuo Habuka

どんな1年になるか?全く予断を許さない雰囲気が漂っておりますが、ポジティブに行きましょう。

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弊社に創立以来5年5ヶ月在籍した上野貴弘くんが昨年末で円満退社し、
新年独立することになりました。
厳しい時代ではありますが、能力がある人々にとっては逆にチャンス到来と思って頑張りましょう。
みなさまにとって2010年は良い年でありますように。
Kazuo Habuka

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