2008年9月アーカイブ

いろいろ世間を騒がしている大相撲ですが・・・

実はプロ野球よりずっと時代性を積極的に取り入れながら進化してきた事実をご紹介します。

1)制限時間はラジオ中継が始まってから

・現在は幕内は4分、十両は3分、幕下は2分を目安に仕切りの時間を設けているが、ラジオ中継が始まる以前は制限がなく、

食事に行って戻ってきても立ち会いを続けていたエピソードもある。

昭和3年1月12日からNHKのラジオ中継が始まり、放送時間内に勝負を納めるため幕内10分、十両7分の制限時間設定を設けた。

2)現在は吊り屋根(天井)、昔は四隅に柱(四本柱)があった

・戦後のテレビの普及もあって、大相撲もテレビ中継が始まった。

しかし、大きな問題が立ちふさがる。柱が邪魔をして取り組みが見えないという問題!

そこで、昭和27年(1952)9月場所から、以前から力士への危険性も指摘されていたそ四本柱(しほんばしら)を取り払い、

屋根だけ残したものです。そして翌年からNHKによる東京地区での本放送が開始されるのです。

現在は 吊り屋根の四隅を飾る四色の房がぶら下がっています。

それぞれの色が四季と天の四神獣(しじんじゅう)を表わし、

五穀豊穰(ごこくほうじょう)を祈念(きねん)しているともいわれています。

◯正面東側(東北) 青房:東方の守護神 青龍神(せいりゅうしん=青い龍)春

◯向正面東側(東南)赤房:南方の守護神 朱雀神(すざくしん=赤い鳥) 夏

◯向正面西側(西南)白房:西方の守護神 白虎神(びゃっこしん=白い虎) 秋

◯正面西側(西北) 黒房:北方の守護神 玄武神(げんぶしん=黒い亀)  冬

この天の四神獣は、土俵を守る意味で四隅に祀(まつ)られて、

高松塚古墳(昭和47年(1971)に奈良県明日香村で発掘された飛鳥時代の古墳)の壁画にも描かれています。

3)相撲のカラー中継で、力士の廻しもカラフルに!

・力士の廻し(ふんどし)と言えば黒か紺と相場は決まっていたが、

昭和32年11月場所で玉乃海太三郎が締めた金色の廻しが「カラー廻し」の始まりと言われている。

昭和33年9月場所、協会規定により関取資格者は廻しの色を黒か紺に統一することにしたが、

その後も輪島や高見山など個性的な色調の廻しで人気を博した関取は少なくない。

大相撲の本格的なカラー中継を意識した関取が多かったからと記憶している。

4)名横綱「大鵬」の連勝記録を阻んだ微妙な判定の後、「ビデオ判定」導入へ

・世界で初めてプロスポーツとして1969年五月場所より「ビデオ判定」が導入されている。

前場所の大鵬-戸田戦が誤審として物議をかもしたのを受けて「ビデオ判定」が始まった。

審判長が観客に説明するスタイルも同時に始まった。審判長によっては説明が「へたくそ」な場合もあり、

これもある意味では面白い。九重親方(元横綱:千代の富士)は勝負判定の説明が明快!

NFLでは、インスタント・リプレイというビデオ判定制度が導入されているが1986年から。

大相撲は17年も早かったのです!やるねモダン相撲!!

5)相撲の人気回復・国際化に向けて「外国人力士」の獲得加速へ

・異常な若貴人気が終わり、やっと落ち着いて相撲が観れると思っていたが、

観客動員・視聴率・スポンサーなどが激減した。それは若貴のみに頼った興業の結果と思われる。

貴乃花がいたから存在感のあった「曙」。今でも地味な「武蔵丸」。強いが怪我が多い「魁皇」。

女優とのスキャンダルに巻き込まれた「千代大海」。・・・など未来の大相撲をしょって立つ逸材が皆無だった。

1993年の貴乃花引退を前後して、モンゴルから多くの弟子が入門する。

旭鷲山、旭天鵬、旭天山など。その後日本の相撲にモンゴル相撲が向いていることが判明し、

朝青龍(1997年に来日)をはじめとする力士が誕生する。モンゴル勢の成功を見習い、

それぞれの親方は海外の格闘技経験者の獲得をはかることとなる。

そのころアマチュア・レスリングの体重別で「無差別級」(120Kg超級)がなくなり、

北欧などの大型レスラーの道が絶たれたことも追い風になった。琴欧州などはこれに当たる。

※参考資料:goo大相撲より

Kazuo Habuka

今、大相撲が危うい!かつて大相撲が消滅する最大の危機があった!

春秋園事件という、1932年(昭和7年)に起きた、大相撲史上最大の争議事件。

今回の「大麻事件」は春秋園事件に次ぐ大きな事件への拡大が懸念される。

詳しくは春秋園事件をご参照に!

皆さんがお気づきのように、今回の大麻事件は「大相撲=日本の国技」といった

時代錯誤のナショナリズムが見え隠れしています。

もっと詳しく言えば、相撲の鎖国を壊した戦犯「北の湖理事長」を排除する「鎖国復活派」グループの台頭です。

モンゴル力士2人の横綱、柔道で味わった国際化による伝統武道の崩壊など・・・

かつて異常な量の体力増強剤やプロテインを使って、約1年で50キロ近く大きくなった貴乃花は休場を経て復帰し

、優勝を争っていた曙に千秋楽で勝ち、時の総理大臣「小泉純一郎」のあのパフォーマンスにつながるのです。

誰が見たってあの体は人工的だったはず・・・

貴乃花の引退が早かったのもこの一連のクスリ漬けの後遺症だったといわれている。

外国人力士に日本人力士が勝つことが相撲の安定とう図式は許せない。朝青龍は高校のときに来日し、

小さな体を鍛え続け現在の地位を手にしたのでした。7場所連続優勝。年間でいえば4敗しかしなかった。

「内館ばあさん」は4年間大相撲人気を一人横綱が支えたことを敬意をもって見守ってほしい。

最初から確信犯的で、薬物反応を任意に検査する予定が、

反応が出ただけで「大麻反応!」「力士の固有名詞」が新聞やテレビに踊る!

最初から何かこの結果が分かっていたような「釈然としない文脈」がこの事件にはあった。

既に9月場所以降力士全員にドーピング検査を実施する予定になっていた矢先だった。不可解な事件であることには変わらない。

巧妙に仕組んだ暴挙であるが、意図が最初から見えすぎているね!

福田総理の突然の辞任劇を打ち消すかのような絶妙のタイミング。

目をそらす戦略がマスコミを利用して平然と行われていることを我々は黙認して良いのか?

Kazuo Habuka

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